
【令和7年シーズンお米】
※陸羽132号、朝日、ハッピーヒルおよび品種おまかせの受付も一旦終了いたします。収量確定後に余剰が出ましたら受付再開します(2025.10.7)
※ササシグレと亀の尾の受け付けは、収穫前の予約受け付け量に達したため一旦終了いたします。収穫前なので予想収量を低めに見積もっていますので、収量確定後に余剰が出ましたら受付再開いたします。(2025.10.2)
予約受付開始いたします。
★価格につきまして★
燃料や農業資材などの経費高騰の中、重税大国、低賃金で貧困化が進む国で値上げしたくない想いから2022年から3年間同じ価格にしておりましたが、悩みに悩み、今年は税込み220円/kgの値上げをすることといたしました。
これまで売り上げ1000万円未満の免税業者でしたので消費税はいただかない価格設定でしたが、昨年不本意ながら1000万円を超え課税業者となってしまったため、来年の申告では8%の消費税納税が必要となります。さらに増え続ける空き農地を受け入れるて経営継続するために来年度恐らく500万円またはそれ以上の規模の追加設備投資も必要となります。全部価格転嫁するとあまりに高くなってしまい、、、家計圧迫で心苦しいのですが、1kgあたり+220円の1620円(1500円+税)で、ご理解いただければ幸いです。(昨年まで1,400円/kg→1,620円/kg)
10kg以上の割引適用は継続いたします。年間定期便で纏めてお支払いの場合はお支払い分の米の総量(同一品種または品種おまかせの総量)で割引適用しますので、例えば毎月5kgの年間定期便(合計60kg)で初回に一括払いまたは前半/後半の2回払いにしていただければ、10%引きで実質1kgあたり1,458円(1350円+税)となります。合計90kg以上ですと15%引きになります。割引を上手くご利用いただければと思います。なお総量10kg以上でも複数袋小分けのご注文の場合、また年間予約でも都度払いで1回10kg未満の場合は割引となりませんのでご注意ください。
古代米(黒米、赤米、緑米)は価格据え置きとします。
【品種名】
①りくう(陸羽132号)
②しぐれ(ササシグレ)
③かめのお(亀の尾)
④あさひ(朝日)
⑤ハッピーヒル
⑥トヨサト
※初栽培で本年は少量のため収量確定まで品種指定のご予約は受け付けません
⑦もち米(マンゲツモチ)
⑧古代米(黒米)
⑨古代米(赤米)
⑩古代米(緑米)
※全て農薬・除草剤不使用、はざ掛け天日干しのお米です。
購入した肥料は使用していませんが、地力維持のために百歳農園の圃場で出た
米糠やくず米、籾殻、麦、大豆などを入れる場合はあります。
※精米(白米または5分づき)は精米機の都合で5kg以上でお受けします。糠の分、量が減ります。(白米の場合約1割減ります) 精米すると酸化が早くなりますので、目安1か月以内での消費をお勧めします。
※精米代が1品種15kgごとに300円かかります。
***********************
取引量が増え、精米作業の負担が重くなっております。可能であれば家庭用精米機をご購入いただきお米は玄米でご注文くださいますと大変助かります。1回で5合精米できる精米機が1万5千円前後で買えます。
精米したてが美味しいので、その意味でもご家庭での精米がお勧めです。
***********************
出荷開始見込みは以下の通りです。
(天候他の条件により前後する場合があります)
・陸羽132号、ササシグレ
⇒10月中旬~下旬
・亀の尾、マンゲツモチ
⇒10月下旬~11月上旬
・ハッピーヒル、朝日、トヨサト
⇒11月中旬
・黒米、赤米、緑米
⇒11月下旬
価格は以下です。
①りくう②しぐれ③かめのお④あさひ⑤ハッピーヒル⑥もち米
標準価格:1,620円/kg(玄米、1,500円+税)
販売価格(税込)
1kg… 1,620円
2kg… 3,240円
3kg… 4,860円
5kg… 8,100円
10kg… 15,390円(5%OFF)
20kg… 29,970円(7.5%OFF)
30kg… 43,740円(10%OFF)
※90kg以上は15%OFF
⑦黒米⑧赤米⑨緑米
標準価格:270円/100g
販売価格
300g… 810円
500g… 1,350円
1kg… 2,700円
2kg… 5,400円
3kg… 8,100円
5kg… 12,825円(5%OFF)
10kg… 24,975円(7.5%OFF)
※10kg未満に小分けの場合は同一品種でも割引きはありません。
例) 10kg1袋→5%引き
5kg2袋→割引きなし
ただし、こちらの都合で小分けにする場合はご注文の重量に応じて割引きします。例えば20kgの場合は発送の都合でたいてい10kg2袋でお送りしていますが、割引きは20kgの7.5%を適用いたします。
定期便の場合はお支払いの総量で割引適用します。(詳細は下の定期便の説明をご覧ください。)
【送料とお米の重量について】
上記値段に送料がかかります。
詳しい送料をお知りになりたい方はお問い合わせください。
※送料は実費をそのまま請求しています。運送会社の運賃が変更になった場合は請求する料金も合わせて変更させていただきます。
【年間定期便について】
定期便は、本年11月から来年10月までを本年産のお届け期間といたします。
毎月(12回)、隔月(6回)、3ヶ月毎(4回)が選択できます。その他のパターン(年10回など)も可能な限り対応いたしますのでご相談ください。定期便のご予約をいただければ、来年の新米まで確実にお取り置きしますので、売り切れの心配がなくなります。お支払い方法は、初回一括支払い、前半と後半の2回分割支払い。お届け時に都度払い、のいずれかを選択いただけます。割引きはお支払いのお米の総量で適用いたします。但し複数袋で小分けのご指定の場合は割引率が下がる場合があります。ご了承ください。
※年間契約の途中でのキャンセルはお受けしかねますのでご了承ください。
定期便購入で、発送ではなく直接受け取りも受け付けていますが、その場合は必ずお渡し月内に受け取りに来ていただけますようお願いいたします。(基本的にこちらからお声がけはいたしません。ご自身で受け取り月の管理はお願いいたします。)
できるだけ状態の良いお米をお渡し出来るように基本的に籾で保管し、その月の出荷予定に応じて籾摺りをしています。受け取り時期の変更がある場合はご連絡いただければ大丈夫ですが、その場合も遅くとも次の新米ができる来年の10月までにお受け取りをお願いいたします。保管スペースも限られていますので、ご協力お願いいたします。
【ご了承のお願い】
・玄米の場合、少量の籾が混じる場合があります。
・精米歩合は出る糠の量と見た目で判断します。品種によって硬さも異なり、その時々によってばらつきが大きくなる可能性もあります。また、見た目判断のばらつきを許容いただければ、白米に近い7分づきや、玄米に近い3分づきなども対応します。
・高価な色彩選別機は持っていないため、斑点米、着色米など、見た目の悪いお米も入っています。食べても全く問題はございません。
・全品種同じ機械を使っていますので、他品種が少量混じる場合がございます。
・古い品種かつ無施肥栽培ということもあり、粒が小さく、精米した場合、割れ、欠けが発生しやすいです。
・熊谷市はラジコンヘリによる地域一斉の農薬空中散布が行われています。もちろん百歳農園の田んぼには直接散布はしていませんが、隣の田んぼに散布された場合は、約2m以内の稲については自給用とし販売しておりません。ただし、それ以上に飛散した農薬がかかる可能性は否定できませんので、その点はご了承の上ご注文をお願いいたします。
【ご注文方法】
以下のサイトからご予約お願いいたします。
https://ws.formzu.net/dist/S71726970/
ご質問など、メールやFB、インスタメッセージでもお受けできます。
以下、品種や栽培方法などについての説明です。ご興味があればお読みください。
【品種について】
全て未検査米のため法律により商品パッケージには品種や産年の記載が出来ません。パッケージには「りくう」などの識別名のみ表示します。
①りくう(陸羽132号)
コシヒカリの2世代前の品種です。
ほとんどのお米の元である米の原種「亀の尾」、それと「愛国」を掛け合わせて生まれました。コシヒカリや最近流行りのミルキークイーンなどのモチモチした食感とは反対で、あっさりとした味わい、胃に重くなく、さらさら食べられるお米です。1952年登録
(2019年より自家採種)
②しぐれ(ササシグレ)
ササニシキの親品種です。
一時期盛んに栽培されましたが、耐病性や収量などで子どものササニシキにその座を奪われました。しかし、親勝りのササニシキも、唯一「食味だけは親のササシグレを超えられなかった」と言われています。1963年登録
(2019年より自家採種)
③かめのお(亀の尾)④あさひ(朝日)
「東の亀の尾、西の朝日」と言われたほど食味の良い代表的なお米です。亀の尾は明治時代、朝日は大正時代の古い品種で、今のほとんどのお米は、この亀の尾か朝日の子孫になります。
(2020年より自家採種)
⑤ハッピーヒル
著書「わら一本の革命」で有名な自然農法家、福岡正信さんが開発した品種で、以前友人がシードバンクから入手した20粒ほどの種籾から栽培して種を増やしました。他の品種と比べて茎が太く、モコモコした雑穀のような穂と、葉が大きく開くように広がる野性的な立ち姿は、とても強い生命力を感じます。(2020年より自家採種)
⑥トヨサト
飯能の小島農園さんより種を譲り受け本年初栽培
ハツシモ、東山38号を親として生まれた品種で、粘りや香りは控えめで、あっさりとした食感と言われています。
(水稲農林121号、1960年認定
⑦もち米(マンゲツモチ)
宮内庁のお田植え式にも使われている高級品種です。米粒が小さくしっかりしていて、よく伸びるのが特徴です。ベタベタせず、お赤飯などにも最適です。
1963年登録
(事情により2024年に種を更新して、本年より自家採種)
⑦古代米(黒米)
もち性です。農家仲間から譲り受けた品種改良の進んでいない在来種から種を繋いで栽培しています。抗酸化作用のあるアントシアニンを豊富に含みます。
(2020年より自家採種)
⑧古代米(赤米)
もち性です。タンニン系の赤色色素を含み、血圧低下の効果があると言われています。
(2022年より自家採種)
⑨古代米(緑米)
もち米の一種で甘みと粘り気があります。クロロフィルを含み栄養価が高いと言われています。昨年栽培の自家採種の種より栽培しました。
(2022年より自家採種)
【栽培方法】
育苗時も含め、農薬、除草剤、肥料を使わず育てました。
購入した肥料は使用していませんが、地力維持のために百歳農園の圃場で出た米糠やくず米、籾殻、麦、大豆などを入れる場合はあります。
【乾燥、保管方法について】
今ではコンバインと言う機械で刈り取りから脱穀まで一気に行い、乾燥機で乾燥するのが主流ですが、太陽の元、自然の風にさらされて乾燥する昔ながらのはざ掛け天日干しをしています。現在では乾燥機の性能が上がり、正しく使えば米の生命を保ったまま均一に乾燥させることができますので、乾燥具合としての品質は乾燥機の方が優秀です。それでもはざ掛け天日干しにこだわるのは、刈られた後にも数日生きている稲が、穂先を下にした状態で最後の力を振り絞ってお米に生きる力を注ぎ込むと信じるからです。お米は稲の種、子どもですから。
また、脱穀後はすぐに籾摺りはせずに籾の状態で保管しています。全て籾摺りして玄米にしてしまうと品質低下が速くなるためです。ご注文状況に応じて籾摺り、精米して発送するようにしています。但し、虫が湧きやすくなる春以降は年間予約分および在庫分を一括して籾摺りし、玄米で保冷庫保管する場合もあります。

