【令和6年シーズンお米】
(赤米は本年作付けしていないためR5年産となります。)
一般予約販売開始いたします。
※今年は既に品種によっては残り少なくなっており、早期完売の際はご容赦ください。
【品種名】
①りくう(陸羽132号) ※完売しました。
②しぐれ(ササシグレ) ※完売しました。
③かめのお(亀の尾) ※完売しました。
④あさひ(朝日) ※収量が激減の見込みのため受付停止します。
⑤ハッピーヒル ※収量が激減の見込みのため受付停止します。
⑥もち米(マンゲツモチ)
⑦古代米(黒米)
⑧古代米(赤米)※R5年産
⑨古代米(緑米)※今年の緑米は全体がきれいな緑色にならず半分くらい白に近いお米となっています。ご了承の上ご注文下さい。
※全て農薬・除草剤不使用、はざ掛け天日干しのお米です。
購入した肥料は使用していませんが、地力維持のために百歳農園の圃場で出た
米糠やくず米、籾殻、麦、大豆などを入れる場合はあります。
【価格】
農業資材や燃料他あらゆる物の値上がりで厳しい状況ですが、本年も何とかやりくりして価格は据え置きで販売いたします。
※精米(白米または5分づき)は精米機の都合で5kg以上でお受けします。糠の分、量が減ります。(白米の場合約1割) 精米すると酸化が早くなりますので、目安1か月以内での消費をお勧めします。精米したてが美味しいので、可能でしたら家庭用精米機を購入して玄米からご家庭での精米がお勧めです。
※精米代が1品種15kgごとに300円かかります。
お米の価格は以下です。
①りくう②しぐれ③かめのお④あさひ⑤ハッピーヒル⑥もち米
標準価格:1,400円/kg(玄米)
販売価格(税込)
1kg… 1,400円
2kg… 2,800円
3kg… 4,200円
5kg… 7,000円
10kg… 13,300円(5%OFF)
20kg… 25,900円(7.5%OFF)
30kg… 37,800円(10%OFF)
※90kg以上は15%OFF
⑦黒米⑧赤米⑨緑米
標準価格:270円/100g
販売価格
300g… 810円
500g… 1,350円
1kg… 2,700円
2kg… 5,400円
3kg… 8,100円
5kg… 12,825円(5%OFF)
10kg… 24,975円(7.5%OFF)
昨年までは複数の袋に小分けでのご注文も総量で割引きしていましたが、手間と袋代もかかりますので、10kg未満に小分けの場合は同一品種でも割引きはなしとさせていただきます。ご理解お願いいたします。
例) 10kg1袋→5%引き
5kg2袋→割引きなし
ただし、こちらの都合で小分けにする場合はご注文の重量に応じて割引きします。例えば20kgの場合は発送の都合でたいてい10kg?2袋でお送りしていますが、割引きは20kgの7.5%を適用いたします。
定期便の場合はお支払いの総量で割引適用します。(詳細は下の定期便の説明をご覧ください。)
【送料とお米の重量について】
上記値段に送料がかかります。今年の途中からお米の発送はほぼ佐川急便に切り替えています。(都合によりヤマト宅急便でお送りする場合もあります。)
ご注文時に「送料最安値設定希望」選択した場合、ご注文のお米の重量を少し減らして送料が下がる時は減らしてお送りしますが、佐川急便の場合はほぼ重量調整なしで最安値に出来るようになりました。
詳しい送料をお知りになりたい方はお問い合わせください。
※送料は実費をそのまま請求しています。運送会社の運賃が変更になった場合は請求する料金も合わせて変更させていただきます。
【年間定期便について】
定期便は、本年11月から来年10月までを本年産のお届け期間といたします。
毎月(12回)、隔月(6回)、3ヶ月毎(4回)が選択できます。その他のパターン(年10回など)も可能な限り対応いたしますのでご相談ください。定期便のご予約をいただければ、来年の新米まで確実にお取り置きしますので、売り切れの心配がなくなります。お支払い方法は、初回一括支払い、前半と後半の2回分割支払い。お届け時に都度払い、のいずれかを選択いただけます。割引きはお支払いのお米の総量で適用いたします。
※年間契約の途中でのキャンセルはお受けしかねますのでご了承ください。
定期便購入で、発送ではなく直接受け取りも受け付けていますが、その場合は必ずお渡し月内に受け取りに来ていただけますようお願いいたします。(基本的にこちらからお声がけはいたしません。ご自身で受け取り月の管理はお願いいたします。)
できるだけ状態の良いお米をお渡し出来るように基本的に籾で保管し、その月の出荷予定に応じて籾摺りをしています。受け取り時期の変更がある場合はご連絡いただければ大丈夫ですが、その場合も遅くとも次の新米ができる来年の10月までにお受け取りをお願いいたします。保管スペースも限られていますので、ご協力お願いいたします。
【ご了承のお願い】
・玄米の場合、少量の籾が混じる場合があります。
・精米歩合は出る糠の量と見た目で判断します。品種によって硬さも異なり、その時々によってばらつきが大きくなる可能性もあります。また、見た目判断のばらつきを許容いただければ、白米に近い7分づきや、玄米に近い3分づきなども対応します。
・高価な色彩選別機は持っていないため、斑点米、着色米など、見た目の悪いお米も入っています。食べても全く問題はございません。
・全品種同じ機械を使っていますので、他品種が少量混じる場合がございます。
・古い品種かつ無施肥栽培ということもあり、粒が小さく、精米した場合、割れ、欠けが発生しやすいです。
・熊谷市はラジコンヘリによる地域一斉の農薬空中散布が行われています。もちろん百歳農園の田んぼには直接散布はしていませんが、隣の田んぼに散布された場合は、約2m以内の稲については自給用とし販売しておりません。ただし、それ以上に飛散した農薬がかかる可能性は否定できませんので、その点はご了承の上ご注文をお願いいたします。
【ご注文方法】
以下のサイトからご注文お願いいたします。
https://ws.formzu.net/fgen/S67766471/
また、メールやFB、インスタメッセージでもお受けできます。
以下、品種や栽培方法などについての説明です。ご興味があればお読みください。
【品種について】
全て未検査米のため法律により商品パッケージには品種や産年の記載が出来ません。パッケージには「りくう」などの識別名のみ表示します。
①りくう(陸羽132号)
コシヒカリの2世代前の品種です。
ほとんどのお米の元である米の原種「亀の尾」、それと「愛国」を掛け合わせて生まれました。コシヒカリや最近流行りのミルキークイーンなどのモチモチした食感とは反対で、あっさりとした味わい、胃に重くなく、さらさら食べられるお米です。1952年登録
(2019年より自家採種)
②しぐれ(ササシグレ)
ササニシキの親品種です。
一時期盛んに栽培されましたが、耐病性や収量などで子どものササニシキにその座を奪われました。しかし、親勝りのササニシキも、唯一「食味だけは親のササシグレを超えられなかった」と言われています。1963年登録
(2019年より自家採種)
③かめのお(亀の尾)④あさひ(朝日)
「東の亀の尾、西の朝日」と言われたほど食味の良い代表的なお米です。亀の尾は明治時代、朝日は大正時代の古い品種で、今のほとんどのお米は、この亀の尾か朝日の子孫になります。
(2020年より自家採種)
⑤ハッピーヒル
著書「わら一本の革命」で有名な自然農法家、福岡正信さんが開発した品種で、昨年友人がシードバンクから入手した20粒ほどの種籾から栽培して種を増やし、今年は少量ながら販売出来るだけの量が収穫出来ました。他の品種と比べて茎が太く、モコモコした雑穀のような穂と、葉が大きく開くように広がる野性的な立ち姿は、とても強い生命力を感じます。(2020年より自家採種)
⑥もち米(マンゲツモチ)
宮内庁のお田植え式にも使われている高級品種です。米粒が小さくしっかりしていて、よく伸びるのが特徴です。ベタベタせず、お赤飯などにも最適です。
1963年登録
事情により本年は種を更新して、新たに購入の種子から栽培しました。
⑦古代米(黒米)
もち性です。農家仲間から譲り受けた品種改良の進んでいない在来種から種を繋いで栽培しています。抗酸化作用のあるアントシアニンを豊富に含みます。
(2020年より自家採種)
⑧古代米(赤米)
もち性です。タンニン系の赤色色素を含み、血圧低下の効果があると言われています。
(2022年より自家採種)
⑨古代米(緑米)
もち米の一種で甘みと粘り気があります。クロロフィルを含み栄養価が高いと言われています。昨年栽培の自家採種の種より栽培しました。
事情により本年は新たに購入の種子と自家採種の種子の両方から栽培しています。
【栽培方法】
育苗時も含め、農薬、除草剤、肥料を使わず育てました。
購入した肥料は使用していませんが、地力維持のために百歳農園の圃場で出た米糠やくず米、籾殻、麦、大豆などを入れる場合はあります。
【乾燥、保管方法について】
今ではコンバインと言う機械で刈り取りから脱穀まで一気に行い、乾燥機で乾燥するのが主流ですが、太陽の元、自然の風にさらされて乾燥する昔ながらのはざ掛け天日干しをしています。現在では乾燥機の性能が上がり、正しく使えば米の生命を保ったまま均一に乾燥させることができますので、乾燥具合としての品質は乾燥機の方が優秀です。それでもはざ掛け天日干しにこだわるのは、刈られた後にも数日生きている稲が、穂先を下にした状態で最後の力を振り絞ってお米に生きる力を注ぎ込むと信じるからです。お米は稲の種、子どもですから。
また、脱穀後はすぐに籾摺りはせずに籾の状態で保管しています。全て籾摺りして玄米にしてしまうと品質低下が速くなるためです。ご注文状況に応じて籾摺り、精米して発送するようにしています。但し、虫が湧きやすくなる春以降は年間予約分および在庫分を一括して籾摺りし、玄米で保冷庫保管する場合もあります。